無変換キーを活用して効率よくパソコンを操作する

動機

viのキー操作になれると、日常的なWindowsの操作でさえ矢印キーに手を伸ばすことが煩わしく感じるようになりました。

ALTキーもしくは無変換キーとH,J,K,Lのキーを押すとカーソルキーを押したことにしたくて、今年に入ってからAutoHotKeyでカーソルのvi的なキー操作を試しておりました。

しかしAutoHotKeyでは無変換キーとSHIFT,Ctrl等の組み合わせは仕様上記述できず、少々使い勝手が悪い状態でした。

Windows上ではこんなものかとあきらめかけていたのですが、

「enthumble」
http://www.enthumble.com/

が全て解決してくれました。

特徴

  • ソフトを起動するだけで煩わしい設定はありません。
  • デフォルトではキーマップが3種類あります。(オリジナル、Emacs風、vi風)
  • キーマップの定義はiniファイルを変更することで自由にできます。(AutoHotKeyに書き方が似ています)
  • 無変換キーとの組み合わせに特化しているのでオリジナルなキー定義も非常に簡単に作れます。

まとめ

動作も非常に安定しており、もう使い始めたら抜けられなくなりました。
カーソルキーに手を伸ばすのが煩わしく感じたれましたらおすすめします。

PS3のtorneで画面が固まるのでHDDを交換した

現象

PS3で下記症状が発生し、日を追うごとにひどくなりましたので対策しようと考えました。

  • torneで再生していると時々画面と音が数秒止まる
  • torneからPS3終了する際、ピピピとエラーとなり再起動となってしまう。
  • グランツーリスモ5でクラッシュした後画面が止まる

HDDのアクセスの際に発生しているようなのでHDDが壊れかけていると判断して、交換を試みました。

準備

  • 2.5inchでPS3に取り付けられるHDDを買ってくる

   参考URL http://blog.livedoor.jp/remsy/archives/51574522.html

  • バックアップ用のUSB外付けHDD等のメディア
  • プラスドライバー

今回私は下記のHDDを選びました。
東芝製 MK7559GSXP (750GB 9.5mm)

手順のおおまかな流れ

  1. 本体HDDバックアップ作業(100Gで約90分)
  2. HDD交換作業
  3. システムアップデート作業
  4. リストア作業(データを元に戻す)(100Gで約90分)

   参考URL http://blog.livedoor.jp/remsy/archives/51574522.html

まとめ

パソコンのHDDを交換するような感じて、手順さえ間違えなければ簡単かと思います。
HDDを交換してからこれまで数秒止まっていた症状がなくなり、元通りで快適になりました。ちょっと手間はかかりましたが交換する価値はありました。

東芝 2.5インチ 1TB 9.5mm 5400rpm SATA Toshiba バルク品

東芝 2.5インチ 1TB 9.5mm 5400rpm SATA Toshiba バルク品

キーボードでウィンドウを分割が快適

動機

Windows7を使ってからXPのパソコンで作業すると、ウィンドウの半分で最大化する表示機能(Aeroスナップ)を使いたくなります。

そこでソフトを探していたら似たような動作をする
WinSplit
http://www.winsplit-revolution.com/
というソフトがしっくりきてここ半年ぐらい使っています。

キーバインドをvi風にして、Ctrl+Alt+Hで左半分、Ctrl+Alt+Lで右半分という設定したところ、実に快適になりました。

マウスを使わずにウィンドウ分割ができるので作業性が上がるので、Windows7でもこのソフトを使っています。

Becky!で効率よくメールを片付けるための設定と操作術

もっと効率よくメールをさばきたくありませんか?


1日に大量に届くメール。
中にはすぐさま返事を返さなければならないものがあります。
そのような優先度の高いメールを気にしてメールをたびたびチェックしていては効率が悪くなります。


そこで格段に楽にメール作業を行う方法と設定について紹介したいと思います。

1.最優先メールとそれ以外に仕分け


メーリングリストを使っていると、自分がアクションをする必要のないメールが届きます。
このようなメールは緊急度が低く、読み飛ばしたいところです。


Becky!に最優先メールかどうか振り分けてもらいましょう。


最優先で読んで対応が必要な可能性の高いメールとして私が考えるのは
・自分の名前が含まれる文面
・優先度の高いキーワード
があげられます。
これは振り分け、キーワードハイライト、ポップアップでそれぞれ対応できます。

◆自分の名前や優先度の高いキーワードの書いてあるメールだけ抽出する


Becky!プラグインで「BkSmBiff Plug-in」を使います。
http://www31.ocn.ne.jp/~mitumori/becky/

設定については
Becky!を快適に操作するための10の設定」
http://blog.livedoor.jp/ld_directors/archives/50791006.html#
10.ポップアップで見逃しを防ごう重要
を参照ください。


ポップアップが発生するまでは仕事に集中することができますので、仕事の効率がぐんと上がります。

2.未読メールを一気に集中して読む


メールが届くたびに読むよりも、まとめて読む時間を設けて集中して処理したほうが効率的です。
一件のメールを読む時間を最小限にするため、以下のような方法があります。

◆文面の表示領域を広げる


メールを素早く読むためには文面の行が一度にたくさん表示された方が短時間で読めます。
通常の表示では3ペインの右上にメールの件名一覧、その下にメールの文章が表示されます。


メニューから表示>レイアウトの変更>縦3分割リストビュー2段
と変更することで件名の一覧と文面が横に並ぶ表示になります。

一度に表示される行が増えますので、メール全体の見通しがよくなることや、スクロールする回数を減らすことができ効率的です。

◆スペースキーでガシガシ読む


メールを読む際に、マウスのホイールやカーソルキーでスクロールさせると思いますが、スペースキーを使うと便利です。


スペースキーはメールの内容をページ送りします。
さらに最後のページを表示した状態で押すと自動的に未読のメールに飛びます。


この機能を使って、未読のメールだけをスペースキーでガシガシ読むことができます。
もしメールが引用で長く読む必要がなければ、Ctrlキーを押しながらスペースキーを押すと次の未読へ飛びます。

◆とばしたメールに戻る


スペースキーでガシガシ読んでいると、さっきのメールに戻りたいことがあります。


そんな時はAlt+←を押すたびに1つ前のメールに戻ることができます。
進めたいときはAlt+→です。


Webブラウザと同じなので覚えやすいです。

3.すばやく返事を返す

◆全員に返信をCtrl+R


仕事でメールを使っている場合は、大半全員に返信することが多いので、ショートカットで変更した方が良いです。


メールを読んで、返事が必要と感じたら素早くCtrl+Rです。

◆体裁をすばやくする


返事を書くときに、メールを読みやすいように段落をつけて体裁を整えたりしますが、
メールでインデントを実施する場合、スペース二個ずつぐらいがちょうど便利です。

メニュー>ツール>全般的な設定>エディタにて、タブサイズを2にして、編集オプション項目の「タブ入力を該当個の半角スペースに」をチェックします。


メール作成時にインデントしたい範囲を選択してTabキーを押すとスペース2個でインデントされます。


◆ファイルサーバー先のファイルもハイパーリンク


メーリングリスト等では、ファイルを添付せずにサーバーにあるファイルのアドレスを記すことがあります。
Becky!ではURL等でhttp://www.hoge.com/とか書くと、自動的にリンク扱いになりますが、社内のファイルサーバーのZ:\hoge\hoge.txtのようなアドレスはリンクになりません。


そこでリンクさせたい部分をのようにくくってあげると

マウスでダブルクリックで対象のリンク先を呼び出します。


メールを受信者はダブルクリックするだけでアクセスできるので、かなり楽できます。
返事を期待するのであればより素早く返事が得られるかもしれません。

4.すばやく探したい


メールを検索したいとき、通常はクエリ検索(Ctrl+H)で探すと思いますが、フォルダのメールが多いと探すのにも少し時間がかかります。より高速な方法があります。

◆メールの検索


メールを書くときに、過去のメールを探したりするときにタイトルがわかっているのであれば、
通常のクエリ検索より高速にフィルタして見つける方が早いです。
右上の検索欄に記入するだけ。一瞬でフィルタリングされて便利です。

全文検索ツール


従来はSearch Xを使っていましたが、現在は販売されていません。
Google Desktopプラグインを使うなりするとできるようです。

■最後に


メールソフトは毎日使っているツールですので、新しい知識が入ってきてもなかなか習慣まで変わるのには時間がかかります。よかったと感じられたらぜひ試していただければと思います。

時間対効果の高い勉強法のフレームワーク

本棚にたまっていた勉強法が書かれた本をまとめて読んで共通する部分を抜き出してみようと思ってやってみました。

読んだ本は以下の本。

  • 「一発合格!勉強法」超速 太朗 (著)
  • 「超高速勉強法」椋木 修三 (著)
  • 「超高速勉強法2」椋木 修三 (著)
  • 「最短で結果が出る超勉強法 」荘司 雅彦 (著)
  • 「できる人の勉強法」安河内 哲也 (著)
  • 「東大生が選んだ勉強法」東大家庭教師友の会 (著, 編集)
  • 「プロの学び力」清水 久三子 (著)

でまとめた結果が以下。

■時間対効果の高い勉強法のフレームワーク

1.勉強の順番
  1)学習領域の全体を把握してから各論に入る
    どんな分野で、どこに力を入れて、どれだけの時間勉強するのか考える。

  2)全体把握をするために分量の少ない読みやすい入門書を短時間でざっと読む
    マンガを使った楽々勉強法もあり。雰囲気やカルチャーがわかる。
    目次を暗記するのもよい。

  3)テキストは薄いものを一冊使う
    この一冊を何度も繰り返す
    このテキストにまとめる
    テキストの一番重要な骨の部分を固めて周りの骨を肉付けしていく

  4)テキストを読むよりも問題集を先に解く
    基礎期には講義受講後すぐに復習として問題集をやる。
    問題を解いてテキストの理解をして何が重要かを知る。
    テキストの空白部分に問題文を書き込んでおく
      実際の問題ではどのように問われているのか確認する。
    直前にテキストの内容を覚える。

2.記憶の保持
  1)覚えてから数時間以内に復習を行えば急激な忘却を緩和できる
    記憶して思い出せることは時間と共に減少
      エビングハウス忘却曲線
        20分  58%
        60分  44%
        1日   26%
        1ヶ月後 21%
    忘却は記憶したときから1日で急激に進み、その後は緩やかに進む
    だから記憶してから1日の間の作業が重要。

    忘却しないために下記が極めて重要
      ①1時間の授業で最後の5分は反芻をして記憶保持する。記憶保持
      ②1日の終わりにやった内容を見返す。記憶喚起

  2)記憶の固定化は繰り返しが基本
    問題集(過去問)の5回反復法
      1.解答見ながらでもいいので最後まで進める。3〜4日で
      2.消しゴムで解答を消してさいごまで。わからないところはテキストで確認。
      3.なるべく解答を見ずに自分でとく。わからないところは□印をつける
      4.□のついた問題をする。できたら▲でうめる。
      5.□と▲をする。
    繰り返しとして翌日に同じ問題をやるのもよい。

  3)思い出せるように5感をフルに使う
    覚えたいことは徹底して声に出して読む。音読。
    パワーポイントで問題集を作る
      問題文 解答 解答に必要なその他の知識
    濃い鉛筆もよい
    ノートの表紙にヒントを書いて記憶する
    ノートのページを縦半分にして閲覧性を高める
    リラックスできするアロマも良い

3.理解の加速
  1)誰かに教えることは最高の勉強法
      勉強会・発表会は絶好のアウトプットの機会
          適切な評価、有力な情報が手に入る
          実戦に向けての訓練になる
          周囲にアピールできる
      人に教えるつもりになるのもよい
        人に質問されたときに説明できるよう意識して勉強する

  2)理解の順
    ステップ1 概念の理解
            全体把握
            基本情報をインプットする
    ステップ2 具体の理解
            アウトプットしてフィードバックを得る
            スキルや知識所有者を参考にする
            実践経験を得る
    ステップ3 体系の理解
            場数を踏む
            学びを体系化する
            自分の流儀が出せる
            自分の価値を生み出せる
    ステップ4 本質の理解
            本質を導き出す
            結局勘所はここということを一言で言い表す
  
  3)分からなくても続ける
    理解はあとからついてくる
    毎日一時間より毎日30秒

4.時間の管理
  1)睡眠時間を削っては良い学習はできない
    勉強したら眠るがベスト
    活性化していない頭で勉強しても無意味
    
  2)すきま時間に一単語暗記
    長い時間より多くの時間
    10個まとめて覚えるより、1個ずつ
    勉強時間より勉強空間

5.モチベーションを高める  
  1)何のために学ぶのかを明確に
    どんな自分になりたいのかを明確に

  2)勉強の記録をする
    勉強した内容を残す。最近ではブログが良い(学習日誌)

  3)同じ勉強をしている友人を大切にする
    向上心のある人とのつきあいがあなたを変える
    勉強仲間をみつける
      仲間で問題を出し合う。(掛け合い記憶)

  4)学んだことはアピールしないと生かせない
    何かを学ぶときはそれを周囲に宣言しなさい
      情報があつまりやすくなる
      勉強の成果をまわりが期待してモチベーションを維持
      学習の機会を実践する機会を得ることができる
      
  5)合格体験記を手元に
    合格された方のさまざまなやり方が紹介されている。

最後に

共通する部分をまとめる作業をしてみると、結構どの本も同じようなことを書いていることに気づきます。
基本は変わらないんですよね。
あとは信じて勉強するだけです。

短期合格者だけが知っている! 「一発合格!」勉強法

短期合格者だけが知っている! 「一発合格!」勉強法

図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる!

図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる!

一発記憶!図解 超高速勉強法〈2〉

一発記憶!図解 超高速勉強法〈2〉

最短で結果が出る超勉強法 (講談社BIZ)

最短で結果が出る超勉強法 (講談社BIZ)

できる人の勉強法

できる人の勉強法

東大生が選んだ勉強法

東大生が選んだ勉強法

プロの学び力

プロの学び力

Excelのショートカットのうち便利なものを勝手にランキング

はじめに

会社でExcel特有のショートカットをあまり知らない人に教えると驚かれる機能がいくつかあります。
それらを個人的に紹介したときの反応の大きかった順に紹介します。

勝手にランキング

順位 内容 ショートカット
1 直前の操作の繰り返し F4,Ctrl+Y
2 アクティブ セルの編集 F2
3 1 つ前/後のシートを表示 Ctrl+PageUp/PageDown
4 [セルの書式設定] の表示 Ctrl+1
5 直前の検索の繰り返し Shift+F4
6 現在の日付/時刻を入力 Ctrl+;/:
7 アクティブ セル領域の選択 Ctrl+Shift+*
8 グループ化 Alt+Shift+←/→
9 行/列を選択 Shift+Space,Ctrl+Space
10 セルの削除/挿入 Ctrl+−/+
11 1画面左/右にスクロール移動 Alt+PageUp/PageDown

コメント

1.直前の操作の繰り返し(F4 もしくは Ctrl+Y)

行の挿入やセルの色を変更した後などに、別なセルで同じことを繰り返すのは面倒です。そこでF4キーを押すと、直前と同じ操作を繰り返してくれます。

2.アクティブ セルの編集(F2)

セルの中を編集しようとして、マウスでダブルクリックすることがあります。でも押すところが少しずれているとなぜか全然遠いところに飛んでいったりします。マウスでダブルクリックするよりも、F2キーで編集した方が確実で簡単です。

3.1 つ前/後のシートを表示(Ctrl+PageUp/PageDown)

シートがたくさんある場合、マウスでシートのタブをクリックするのも面倒です。この操作で簡単に切り替えることができます。ブラウザのGoogle Chromeもタブ切り替えは同様のキー操作ですので覚えやすいです。

4.[セルの書式設定] の表示(Ctrl+1)

セルの色や罫線などの書式設定を一瞬で表示して変更することができます。

5.直前の検索の繰り返し(Shift+F4)

エディタがF3だったりするので、意外にまちがえます。

6.現在の日付/時刻を入力(Ctrl+;/:)

会社で議事録等取っているときに威力を発揮することが多いですが、現在の日付や時間をキー一発で入力することができます。役に立つ機会は少ないかもしれませんが、慣れている人でも結構知られていません。;が日付、:が時間ですがキーが隣り合ってて覚えやすいです。

7.アクティブ セル領域の選択(Ctrl+Shift+*)

表の入力を終えて罫線を引くとき、データの入力された範囲を選択したいときに重宝します。

8.グループ化(Alt+Shift+←/→)

キーでやる方が便利です

9.行/列を選択(Shift+Space,Ctrl+Space)

どこのセルにいてもマウスを使わずにキー操作で行や列全部を選択できるのが結構いいです。

10.セルの削除/挿入(Ctrl+−/+)

ここの部分にセルをいくつか挿入したり削除してずらしたいときに重宝します。

11.1画面左/右にスクロール移動(Alt+PageUp/PageDown)

横長のシートを見る場合にどうぞ。

まとめ

Excelに限りませんが、我流でやっているとなかなか成長しないように思います。レビューや会議等で人の操作をみてまねるといいですね。

【旧商品】Microsoft Office Professional 2010 通常版 [パッケージ]

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エルゴノミクスキーボードのクセが抜けない

動機

自宅でMicrosoftのNatural Keyboard Proを10年間愛用してました。まだ使えるのですが、キーのタッチに不満が出始めたのと、テンキーがじゃまになってきたので乗り換えを考えました。
会社では東プレのRealforce 106を使っており、キータッチが快適でしたので、自宅もRealforceを考えて物色してました。
すると静音タイプのがあるとのことで、Realforce 91UBK-Sを買いました。

よかったこと

91UBK-Sは静音タイプだけあって入力したときの音はコトコトした感じで上品。
106の場合はシャカシャカした感じで、大きなキーほど音が大きいです。スペースキーに至ってはガチャガチャという感じです。
周りの人への影響や夜作業される方に静音タイプはおすすめです。

テンキーがなくなってすっきりしました。

意外だったこと

91UBK-Sは若干静音対応でキー入力が若干もっさりしているような気がしますが、キーのコトコト音のせいかもしれません。
入力した爽快感がほしいのであれば静音でないタイプの方がよいかもしれません。
長年のクセで手がナチュラルキーボードの形に開きがちに気づきました。

まとめ

Realforceはすばらしいですがナチュラルキーボードの形もよいです。
そんなに需要がないとわかってはおりますが、東プレから発売していただけたら最高です。